【第45回東京モーターショー2017】 速報 【トヨタ編パート1】

【第45回東京モーターショー2017】 速報 【トヨタ編パート1】

10月25日、ひとあし先にプレスとして東京モーターショーに来場させていただきました。

「世界を、ここから動かそう。 BEYOND THE MOTOR」のテーマにふさわしい車がどれだけ展示されていたかを見ていきたいと思います。

第一回はTOYOTAです。

クラウンコンセプト

外観

なんとも洗練された雰囲気を醸し出しているクラウン。そのまま市販車として発売されてもおかしくないと感じれる。

プレス資料抜粋

 

◆ 「Fun to Drive」を突き詰めた革新的な走行性能
将来のモビリティ社会においてもクルマを操る楽しさをお客様に提案するため、TNGA*2に基づきプラットフォームを一新するなどクルマをゼロから開発するとともに、ドイツのニュルブルクリンクでの走行テストを実施。意のままに操れるハンドリング性能に加え、低速域から高速域かつスムーズな路面から荒れた路面など、あらゆる状況において目線のぶれない圧倒的な走行安定性を実現し、ドライバーに“走る歓び”と“安心”を提供する

◆ コネクティッド技術とそのサービスを本格的に具現化すべく、革新的進化を追求
▽車載通信機の100%搭載によるIoT社会への対応
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、車載通信機をラインアップ車に搭載し普及していくことで取得できるビッグデータを活用し、お客様へ新たな価値を提供していく。また、「CROWN Concept」の市販モデルにも車載通信機を全車標準装備し、展開を図る
▽「一台で守る安全」から「街全体で守る安全」へ
トヨタは、自動ブレーキに代表されるクルマ自体の先進技術だけではなく、信号情報やクルマ同士と“つながる”ITS Connectを普及させることで、社会全体で安全を守っていく。また、官民実証実験にも積極的に参加することで、“つながる”技術の早期発展に貢献する
▽ビッグデータによるカーライフの充実化
トヨタは、モビリティサービスプラットフォームを活用することで、交通渋滞の情報検出による街の渋滞削減をはじめ社会問題の解決に貢献していく。また、車載通信機を介して取得した車両情報をもとに車両を遠隔で診断し、故障や整備の必要性を予知。コールセンターを活用した迅速かつ適切なサポートを行い、お客様に安心・安全を提供する

なお、「CROWN Concept」の市販モデルは、2018年夏頃に発売を予定している。

トヨタは、保有後もワクワクし続けてもらえる愛車をご提供したいという思いから、コネクティッドカーならではのリモート技術と、新しいモビリティサービスを使用したカーライフを絶えず進化させていくことを探求し続ける。

コンセプトモデル「Fine-Comfort Ride」

外観

カメラでは実現困難ですが、本当にきれいな色をしております。燃料電池車の今後を占うコンセプトカーだと思います。

プレス資料抜粋

TOYOTAは、水素と再生可能エネルギーの活用が進んだ低炭素社会におけるモビリティを想定した、燃料電池自動車(以下、FCV)「Fine-Comfort Ride」を公表した。Fine-Comfort Rideは、電動車ならではの自由なレイアウトと水素をエネルギー源とする大電力量を活かし、「プレミアムサルーンの新しいかたち」として提案するもの。

走行時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能と3分程度の水素充填で充分な走行距離を得られる利便性に加え、Fine-Comfort Ride制作を通じてFCVの更なる可能性を追求した。Fine-Comfort Rideの特長は以下の通り。

【エクステリア】
•車両前方から中央にかけて上下左右に広がりを持たせ、後部にかけて絞り込んだダイヤモンド型キャビンを採用し、2列目シートの空間と空力性能を最大化した。
•電動車ならではの自由なレイアウトを活かし、インホイールモーターの採用、タイヤの四隅配置やボディー下をカバーで覆うことによって、プレミアムサルーンにふさわしい、高い走行安定性と静粛性を実現させた。

【インテリア】
•「Wearing Comforts(快適な空間に包まれる)」をテーマに、クルマが単に移動するための「乗り物」ではなく、乗員に移動以外の価値を提供する将来のモビリティを具現化した。
•自由な姿勢に調整可能なシートを中心に、エージェント機能やタッチディスプレイを配置し、乗員は自由に情報へアクセスできる。シートレイアウトも自由に調整でき、Fine-Comfort Rideを「個の空間」としても「個×個のコミュニケーション空間」としても使用できる。

【FCならではのうれしさ】
•高い静粛性とスムーズな走りに加え、水素をエネルギー源とする大電力量を活かし、車内の装備を充実させながらも、約1,000km(JC08モード)の航続距離を実現。

GR HV SPORTS concept

外観

TOYOTAのブースで一番人気。色といい、造形といい、文句の付けどころのないコンセプトカー。このまま市販化して欲しい一台です。

プレス資料抜粋

【主な特徴】
◆TOYOTA GAZOO Racingが世界耐久選手権(WEC)で戦うハイブリッドレーシングマシン「TS050 HYBRID」を想起させるデザイン
◆トヨタ伝統のオープンスポーツ「トヨタスポーツ800」(通称・ヨタハチ)や、「スープラ」にも設定された「エアロトップ」スタイル
◆「TS050 HYBRID」で鍛えたハイブリッド技術「THS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)」を搭載

<デザイン>
•ピュアスポーツカーとして機能性を徹底的に追求すると同時に、TS050 HYBRIDをイメージさせるLEDヘッドランプやアルミホイール、リヤディフューザーを採用。トヨタモータースポーツとのつながりを感じさせるデザインとした
•力強さと迫力を感じさせるマットブラックをボディカラーに採用

<インテリア>
•センタークラスターにオートマチックのギアポジションスイッチを配置し、レーシーな雰囲気を演出
•プッシュ式のスタートスイッチを開閉式のシフトノブ内に設置し、遊び心を持たせた

<操る楽しさ>
•THS-Rによるピュアスポーツカーとしての走りと、エアロトップによるオープンエアの開放感を同時に満喫
•ボタンひとつでマニュアルモードへの切り替えが可能で、オートマチック車でありながら6速マニュアル車のような操作を楽しめるHパターンシフトを採用
•ハイブリッドバッテリーを車両中央付近に搭載。重量物である駆動用のバッテリーを中央に搭載することで、スポーツカーとして走りの性能向上にも貢献

最後に

今日はここまでですが、まだまだ続きます。トヨタ編パート2、レクサス編、ベンツ編、ポルシェ編、BMW編日産編マツダ編、スバル編、ホンダ編、三菱編、番外編(イベントコンパニオン等)を順次アップしてまいります。